追記:2019年1月15日 閉演だそうです
先月滋賀のピエリ守山に行ってきました。かつては廃墟とまで言われ、閑古鳥が鳴いていたようですが、現在は完全復活、休日だったこともあり停めるところがないほどでした。今回の目的は、めっちゃさわれる動物園。ショッピングモールの中にある室内動物園がどんなものか見てきました。
普通にモールの中のテナントのひとつでした。 入場料は大人1000円です。JAF割引で900円になりました。営業時間の終わりがはやいので注意してくださいね。
入口で料金を支払い中へ。いきなりお犬様が我が物顔で横たわっています。

そんなところにいたらいつか踏まれるぞ…
動物園のなかはかなりの密度です。人が多いこともありますが、動物たちの密集度もすごいです。

危険のないものは基本的にさわれます。アルマジロは見た目通りの手触りでした。

少年が楽しそうに蛇とたわむれていました。触れ合うときも特にスタッフに声をかけなくてもOK。

噛みつかれたりするものはケージの中です。

それ以外はほんとうに野放し。囲いもなにもありません。こんな感じであまりに自然にいるのでびっくりします。

後ろのサルは人形ですよ、笑 フクロウも作り物かと思いましたが、しばらくするとファッと目を開き動きました…!この距離間で見れるのはすごい!

とても書ききれないほどのボリュームでいろんな動物がいます。
ライオンもガラス一枚で見れます。

ライオンってこんなんだっけ…

でもだんだん気づいてくるのです。
・・・ぎゅうぎゅう詰めすぎないか?(; ・`д・´)
動物たちが全然元気がないんです…
ひよこは子供たちからつかまれまくり。子供なので力加減もできません。ハムスターもこんな感じでした。

これだけ1日中さわられまくったら、ストレスでおかしくなるでしょ…内心ざわざわし始めました。

みどりのインコは指にのりますが、青のほうは指が近づくと反射的につつきます…いやなのかな?
このへんで心が折れました。
もう写真は撮りませんでしたが、猫コーナーでは必死に隅っこに隠れ、ちかづいてそっと手を出すと誰に対してもネコパンチで近寄るなモード。犬コーナーでは人を避けるように部屋の隅によって不安そうな顔をしていているのが動物素人の私でもわかるぐらい伝わってきます。なんというか言葉がわからなくても空気で感じるレベル。もはや触れ合うどころではない…高度な頭脳をもつ動物ほどダメージがあるんですかね。そういえば鳥も30㎝ぐらいの紐で足を枝とつながれていて飛ぶことも許されず、動くこともままらない状態だったなぁ。
その後、昆虫や爬虫類ゾーンもあったので行ってみました。こっちは触れるものはありません。一般的な展示ですが、この規模でこれだけの種類を集めているのはすごいですね。写真は控えますがでっかいゴキブリもタランチュラもいましたよ。
感想
普通の動物園では動物との距離もとおいので、素顔というか、ありのままの姿ってなかなか見えないので、ここはすごく魅力的です。小動物だけでなく結構大きい動物もいましたし、動物が粗相をすればスタッフがすかさず清掃したりサービスもよかったです。コンセプトは非常にいいのですが、どうしても裏に人間のエゴというかエンタテイメントを優先した側面が見えてしまいました。展示物ですがそれは生き物ですからね…お子さんといってはやさしさや、相手の気持ちを考えるのもいいのかもしれません。が、そんな落ち着いた雰囲気でもないので、勢いでわーって盛り上がって終わるでしょうね。
100%おすすめでもないですが、ボリュームもあるので1000円の入場料分は満足できましたよ。ネコカフェや犬カフェが好きな人にはいいかもしれませんが、私はもういいかなぁ。