みなさんシルバーウィークはいかがでしたでしょうか。私はちょっとおでかけしたなーというぐらい。かつて廃墟と揶揄されていたピエリ守山に行こうということになり滋賀に向かいました。せっかく滋賀に行くなら近江牛食べたいなーとググったところ、近江八幡駅の近くにリーズナブルに近江牛の牛丼が食べられるお店があるということで行ってきました。
外観
到着は13時すぎ、大阪をゆっくりでたため遅めの到着です。枚方から307号線をつかって山道を抜けるルートで行きましたが、下道で2時間ちょいかかりました。
お店の前に5台程度の駐車場があります。少ないですが店自体が小さいので満車になることはないでしょう。店構えはよく言えば雰囲気があります。食べログにはキタナシュランなんて書かれていましたが、これはいろんな意味でワクワクしますよ。それでは、お腹もペコペコ、いざ入店。
内観
店内はカウンター席が6、7席、座敷テーブルが2卓のみ、私たちはすんなり座ることができましたが、そのあともお客さんが途切れることなく来ます。満席であきらめていく人も。店主の男性がひとりで切り盛りされているようで提供には時間がかかるため回転は悪いです。大人数での訪問は待つ可能性が高いので時間に余裕を持っていってください。
カウンターからの眺めはこんな感じ。お世辞にも清潔感のある店内とは言えません。いろいろものがごった返しています。笑
年季の入った冷蔵庫は使われているのでしょうか…笑 お酒の瓶や謎の抽選箱、チラシや、本など、いろんなものがその辺においてあります… どこかのお宅に訪問したような気分です。
このへんがキタナシュランといわれてしまう由縁でしょうか…でも裏を返せばおいしいということですよね。信じますよ。期待しますよ。
メニューはエアコンの下にあります。おしな書きを見るとそれは気軽には入れない値段がずらっと…そりゃ本来はこれぐらいしますって。だって近江牛のA5ランクでしょ!? しかし、その横には庶民の味方焼肉丼900円。なんと1000円を切っています。チェーンの牛丼屋の倍ぐらいで近江牛丼が食べれてしまうんですよ‼ 私たちは迷わず焼肉丼に決定。といっても店主が店の奥で調理してるもんで、しばらーく待ちぼうけでしたが、そんなのおいしいもの食べれるなら気にしない。やっと出来上がった他のお客さんの焼肉丼を運ぶために出てきた店主にオーダー。他のお客さんもほとんどが焼肉丼でした。店主一人で切り盛りしているお店は、おしぼりもお茶出しも全部ひとりでサービスしてくれて、なかなか大変そうでした。そしてまつこと10分ぐらい、お腹の虫もそろそろ鳴きつかれてきたところについに現れた。
実食
焼肉丼大盛 1000円
煮豆とキムチがついています。なんてドストレートな焼肉丼でしょうか。肉オンザ米。早速食べていきます。
一口食べるとドカンと広がる油の甘味と肉の旨み。一発でいい肉食べてるー!!という幸福感に浸ることができます。切り落としや細切れでしょうか、部位は決していいところではないんだろうけど、どこの部位でも上質な牛肉には変わりありません。少しの玉ねぎが入っていますが、ほぼ肉の味が押し寄せてくるので、あまりわかりませんでした。ちなみに、ご飯がやわらかかったのが残念ポイント…箸をいれたときにゴロっと固まり感がでていてべちゃついていたので、もう少し硬く炊いてくれていると油と合わさっても食感が良かったと思います。
味付けは比較的薄味で甘辛いタレの味がついているもののかなり控えめ。油も多いので塩味が感じにくいのかもしれんせん。途中まで食べすすめると味の変化がほしくなります。そんな時は卓上調味料の出番。
塩、味の素、山椒、一味とうがらし、あと醤油らしきものがありました。味の素を置いてるのも面白いですねw これだけ旨みがあるのに何を足すのでしょうかw 別のメニューに使うのかな? 私は塩と山椒でもう少し濃い味にしつつさっぱり食べました。一般的な牛丼の大盛よりも肉もご飯も多いと思います。これで1000円なんて大満足でした‼!
お店の方いわく男性向けにつくった丼なのに女性客が多いのだとか。お昼の営業は炊いている5kgのお米がなくなったら終了で、だいたい40~50食でなくなるらしいので、お昼の遅い時間だと終わっているかもしれません。大人気店でどんどんお客さんが来るのですが食べ終わるタイミングだと入れ替わりで座れます。激うま激安近江牛丼が食べたい場合は、少し待つことを想定して訪問してみてください。