こんにちは、がっちょ(gaccho_b)です。
新築やリフォーム済の物件はお湯と水を一つのレバーで操作できるようなタイプのようですが、残念ながらうちは少し古いつくりのためつまんで回すタイプでした。
食器洗いのときに手に水や洗剤の泡がついていると、水をだしたり止めたりするたびに、ビッショビショになるわ、回しにくいわで本当に不便。そこで、ノブだけなら賃貸でも付け替えられそうなので自分で交換することにしました。実際超簡単だったので今思うともっと早くやっておけばよかったーって思います。
みなさんも不便だとか、今ついているのがダサい、もっとスタイリッシュなデザインにしたいとか、何かしら不満があれば、今週末にでもすぐに交換することをおすすめします。
なぜかって?小さなストレスがなくなるって本当に気分がいいからです!毎日何度も使うものほどコストをかけるべきです。
いきなり交換といわれても、以前の私のように「本当に交換して大丈夫なの?」「自分でできるの?」って思う人も多いはず。作業をわかりやすく説明するので、同じタイプであればやってみてください。小さなストレスからすぐに開放されましょう!
私の家で実際に行ったもので、タイプが同じであれば構造が大きく変わることはないと思い紹介します。
読者のみなさんの家の水道で交換可能かどうかは、各自確認するようにしてください。賃貸で心配な方は専門の業者の方に依頼することや、管理会社の許可を得るなど、慎重に進めてください。
交換するハンドルを買おう
水とお湯がわかれている2ハンドル混合栓の場合、ハンドルは大きく分けて2種類あります。2ハンドル混合栓というのはこんなタイプ。
つまんで回すタイプのハンドル
うちにもともと取り付けられていたのがこのタイプ。上からつまむようにしないと行けないため、いつもびしょびしょになってしまっていました。ただメリットとしては場所を取らない、スッキリと見える、というところがあります。
レバータイプのハンドル
今回交換したいのはレバータイプ。つまむことがないので、食器洗いのときに手に泡がついていても押すだけで少し水を出すことができます。設置する場所にとりつけるパーツの長さに気をつけてください。フルで開放すると180度以上回転するため、長いレバーは蛇口にぶつかってしまうことがあります。
最初に目をつけていたのはこれ。長さが合わず断念。
小さいレバーであれば大丈夫そうなので、以下のようなものから探しました。
シルバーで統一したりすっきりとしたデザインのものがいいですね。水とお湯で色を変えるのもお子さんがいる家庭ではわかりやすくていいかもしれません。
とりあえず安く買ってみて試して、気に入ればさらにデザイン性の高いものにしたり、だめなら違うものに交換すればいいと思います。
水道ハンドル交換作業の解説
もともとついていたのはこれ。なかなか古そう。
ちなみに引っ越し当初、水の止まりがわるくポタポタとでてくるので管理会社に連絡し、見てもらったことがあります。そのときに簡単にパーツをばらして各パーツをレンチで締めてもらう様子を見て、これは交換できる!と思いました。(後日ちゃんと既存の設備を痛めることなく交換できることを調べました)
では交換作業を始めましょう。
既存のハンドルの取り外し
ハンドルを交換するだけなので、水漏れに関わるようなところは一切触りません。簡単です。
まず、ハンドルの上についている蓋の部分を外します。画像の青やピンクの部分です。取り外しにくいので、先の細いキリやカッターナイフなどを隙間に差し込んで少しずつ浮かせます。硬いのでここが一番の難関かもしれません。怪我に気をつけて作業してください。
このように浮かび上がって外れたら成功。
こんな状態。
次に中を除くとネジがあるので外します。
ネジがなかなか固かったので、長くてしっかりとしたグリップのドライバーがあるほうが作業しやすいと思います。
ネジを外せたら、ハンドルを上方向にひっぱって抜き取ります。溝にはまっているので、できるだけ垂直に力を加えることがポイントです。実はハンドルの内側に六角形のパーツがはめ込まれているので、このように残った場合はこれも外しましょう。
六角形のパーツごと取れてしまった場合は、問題ありません。
両方取り外した状態。先はしまっているので水が漏れたりはしませんよ。
両方取り外せたら、パーツはまとめて保管しておきます。退去時は逆の手順ですべてもどしましょう。
新しいハンドルの取り付け
新しいハンドルパーツを用意します。小さいレバーにしました。先ほどと逆の手順で取り付けていきます。ここまできたら大丈夫、簡単です。
上からレバーをはめます。
ネジをとりつけます。新しいレバーのネジをつかったのですが、交換後水道のしまりが悪くなりました。おそらく原因は既存のネジよりも短くなったため、上から押さえつける力が弱くなったようです。ネジのみ、もともとついていたものに戻してみたところ、しっかりと水が止まるようになりました。
直接的には水漏れに関係ないですが、ネジの長さが異なる場合は既存のネジを流用したほうが良さそうです。
ネジをしめたら最後にネジ穴を隠す蓋をつけて完成!
ハンドルを交換してよかったこと
お見苦しいですが、改めて我が家のキッチンです。余談ですが、排水溝の蓋もとりかえました。これ水も流れやすく、洗い物の時につい上に物がのっても落ちないので便利ですよ。
こういうタイプ。うちのはダイソーです(笑)
とにかく操作が簡単
いままで上から複数の指でつままなければならなかったものが、手の甲でや側面で少し押すだけで水を出すことができます。手がふさがっているときや洗い物の途中ではこれが非常に便利。
本当は一つのレバーで操作できるものがいいのですが、そうなると蛇口まるごと交換なのでさすがに素人にできる作業ではなくなります。これで我慢かなと。
どれぐらい回しているのか視覚的にわかる
つまみだとどれぐらい開けたのか、締めたのかがわかりにくく、ついつい開けすぎになって水を出しすぎることがありました。レバーだと視覚的に開け具合がわかるので、大体3時の角度まで動かす、といった目安を持つことができるようになりました。
ハンドルを交換したデメリット
交換してしばらくたちますが、特にありません。強いてあげるなら回す方向に物が置けないぐらい。レバーのすぐ隣に洗剤や調味料ラックなどを置くと邪魔になりますが、うちではそんな使い方をしていないのでOK。1Kなどキッチンが狭い方は注意が必要ですね。
リアルなまとめ
水道のハンドルの形状がかわっただけでストレスがなくなりました。たったこれだけですが、毎日使うものがちょっと便利になる喜びが大きいです。ハンドルだけなら賃貸でも元に戻せば問題ないですし、ねじを外すだけなので、気に入ったデザインのものに付け替えるハードルも難易度も低いと思います。ぜひチャレンジしてみてください。