DIY|解説!食洗機につなぐ分岐水栓は自分で取り付け可能!TOTO TKGG33E1にはCB-SSH8よりTHF22Rがおすすめ

こんにちは、がっちょ(gaccho_b)です!

突然ですが、食洗機を買いました。我が家に革命が起こっています(ちょっと盛りました)。一人暮らしなんて、そこまで食器でないし、手洗いのほうが早いじゃん!と思っていた一人です。

しかし!!…

とこの話題はまた別の機会にするとして、食洗機を買うということは、分岐水栓というものもセットで取り付ける必要があるんです。今回は、この分岐水栓を自分で取り付けたよ、しかも公式が発表しているパーツよりもオススメがあったよ、なんと自分で取り付けることも簡単にできるよ!というお話です。

【現在愛用中の食洗機】

食洗機を設置するまでの流れ

① 食洗機を選ぶ(購入)

② 設置する蛇口に合う分岐水栓を探す

③分岐水栓の取り付け

④分岐水栓と食洗機をホースで接続

食洗機がつかえる!という流れです。本記事では主に②と③の手順を解説していきます。

分岐水栓は素人でも簡単に取り付けられる

取り付けを業者に頼むといいお値段します。出張料金だけで1万円、業者が手配した分岐水栓は定価での販売として1万円以上、ざっくり合計2万円以上かかるのではないでしょうか。日程調整も必要です。

これを自分で取り付けることができれば、分岐水栓のパーツ代8000円程度。通販で最も安いところを探しましょう。取り付けにかかる時間は、事前調査と予習で1時間、作業15分です。止水方法もわかるので、簡単な水漏れも応急処置はできるようになります。

取り付け方法は基本的に同じなのですが、蛇口によって形状が異なるため不安に思う人も多いはず。私もそうでした。取り付け方法は汎用的なものですが、特にTOTO TKG33E1をお使いの人の役に立てればうれしいです!

分岐水栓とは

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いきなり完成品なのですが、その名の通り水栓蛇口分岐させるためのものです。食洗機には水(お湯)が必須ですよね。となれば蛇口と連動してると、水がダダ漏れになるじゃないですか(笑)だから、独立して水(お湯)を引き込むことができるルートを作る必要があります。

ビルトインだとそのあたりも見えないところで作られているんでしょうが、うちは後付の据え置き型。少々物々しいですが、このような形になります。

準備 適合する分岐水栓を見つけよう

ネットには簡単に調べることができるサイトがあります。公式サイトへのリンクなのでご安心を。

・Panasonic 分岐水栓ガイド

・交換できるくん 分岐水栓の検索

上記サイトでご自宅に取り付けられている蛇口の型番を入れると適合する分岐水栓の型番がわかります。

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我が家の場合は側面にシールがはられていました。「TKGG33E1」が型番。

TOTO TKGG33E1にはCB-SSH8よりTHF22Rがオススメな理由

前述のPanasonicのページで「TKGG33E1」を検索すると「CB-SSH8」がでてきます。これはPanasonicが公式に認めている分岐水栓というだけで、CB-SSH8であることが必須ではありません。ただし、公式に保証してくれているものが最も安全なので、これ以外の取り付けは自己責任になります。取り付けられない、取り付けたけど漏れてきた、その他事故がないとは言い切れません。

ちょっと怖い話をしましたが、検索するとこれ以外にも適合するとされる分岐水栓はでてきます。それが今回とりつけたTHF22Rです。

CB-SSH8とTHF22Rの取り付け位置の違い

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CB-SSH8は蛇口の支柱に取り付けるため、取り付け後40mmほどハンドル位置が高くなり、使い勝手が変わってしまいます。高くなって操作が楽になればいいのですが、うちは今でも十分高い位置あって水が飛び散りがち。なので高さを変えたくないと感じていました。

THF22Rであれば低い位置から分岐をとることができるので邪魔にもならず、見た目もすっきり、ハンドルの高さも蛇口の高さも変わりません。またCB-SSH8よりもひとまわり安い。

というわけで、今回はTHF22R採用しました。

取り換え前に用意するもの

①タオル(びちょびちょになるので)

②スパナ(サイズがあうものがなければモンキーレンチの購入がオススメ)

③マイナスドライバー

はい、終わりです。え?これだけ?って思いません?

THF22Rはハンドル部分の分解が必要ないため分解も比較的簡単で手順も少ない。もし家にサイズの合う大きいスパナがあれば、モンキーレンチのような工具がなくても取り付けができます。なぜPanasonicはこれを紹介しないのか…

【一家に一つあれば便利かも?】

モンキーレンチは自由にサイズを変更できるため、様々な種類のスパナを用意しなくてもOK。一般家庭の用途であれば汎用的に使えるので、一本あっても便利ですよ。締めることができる(レンチの開く)サイズが異なるため、心配な場合は確認してくださいね。

分岐水栓 取り付け手順

① 止水栓を止める

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家によって異なるのですが、シンクの下や屋外に止水栓があります。ここを止めることで蛇口への水の共有がとまるので、万一なにか失敗したときに水が止まらない!といった最悪の事態を防ぐことができます。いくつかタイプがあるので止水栓で検索して見てください。

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シンクの下の場合はキッチンのみの止水。屋外の場合は家全体の水の供給がとまるはず。屋外の場合はトイレやお風呂の利用と重ならないよう気をつけてください。ご覧の通りシンク下になかったので、うちは屋外タイプ。

ハンドルをグイグイっと回して止水完了。これだけです。再度蛇口を開けて水が出てこないことを確認すれば完了!

② 分岐水栓の取り付け

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TKGG33E1の側面に蓋がついているので、そこを外します。このとき爪を痛めてしましそうなのでマイナスドライバーがあると便利。隙間にいれてクイッとテコの原理で簡単にはずれます。写真のようなネジが現れるので、これも外します。

ちなみに、左右両方に取り付け穴があります。左がお湯、右が水です。色々とぐぐった結果食洗機はお湯の方につなぐようでした。

少し水が漏れてきますが、止水栓を止める前に圧がかかっていた内部に残った水なので驚かなくて大丈夫。

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これが分岐水栓。左が食洗機側、右が蛇口側です。これと別に下で説明するアタッチメントがあります。

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先に蛇口側にアタッチメントを取り付けます。基本はネジなので回していけば入ります。何も考える事はありません。最後しっかりと締め切るために、タオルを被せて上からモンキーレンチで回しましたが、これも大きめの六角レンチでサイズが合うものがあれば問題なし。

 

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さらにアタッチメントに対して本体を取り付け。おこも六角なので特に難しいことはありません。くるくると回していき、最後はタオルを被せてレンチでしっかりしめてください。

これで取り付け完了。

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食洗機側の取水ホースを取り付けたら、これですぐ使えます。低い位置から出ているので見た目も悪くないですね。

③ 止水栓の開栓

忘れず①で締めた止水栓を開いておいてください。水が出ませんよ(笑)。蛇口から水が出るようになっていることを確認して作業完了です。

ここまで15分もあればできました。あっけなかった。

リアルなまとめ

TKGG33E1とTHF22Rの組み合わせであれば、分岐水栓の取り付けは本当に誰でもできます。わざわざ業者呼ぶ連絡のほうが時間かかりそうなぐらい簡単です。作業の際は止水栓を間違いなく締めること。また最悪の自体に備え水のトラブルの救急番号ぐらいは用意しておけば安心ですね。誰かのお役に立ちますように。

【今回紹介した分岐水栓】

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