こんにちは、がっちょ(gaccho_b)です!
暑い暑い。夏がやってきたら食べたくなるのが、
そう辛いもの。(無理やり)
そこで思い出したのが、4年前に一度挑戦していた三田製麺所のつけ麺、灼熱。激辛ラーメンは過去いくつも食べていますが、そのなかでもなかなかの商品化レベル(笑)。もう10周年だそうです。
毎年激辛ニュースとなっていることは知っていたので、4年分の進化を体感しに挑戦してきました。
三田製麺所に到着
到着。お昼時なので、結構お客さん入ってます。
バッチリ看板がでてました、販売期間は2020年7月21日(火)から9月中旬までを予定しているそうです。
灼熱の極限をオーダー
メニューとは別にラミネートされていました。真っ赤。
灼熱の極限ってぱっときいたら意味分かんないんですが、「灼熱」がつけ麺の種類、「極限」がレベルです。
このつけ麺灼熱は、通常の辛つけ麺よりも更に辛い特別仕様。辛さのレベルは1辛、2辛、3辛、さらにその上の極限となっています。辛さの目安をDENGERと表現されるほどのとんでもない辛さ。チェーンで提供するメニューのなかではかなり攻めています。
つけ麺の種類を選んだらサイズを選びます。並盛(320g)~大盛(580g)まで同料金なのがうれしいところ。今回は見の安全のために中盛にしました。大盛りに飛びつかないところが前回より大人になった(笑)。
もうひとつは「ひやもり or あつもり」を選びます。麺が温かいか冷たいかですね。基本は冷たく締めたものを熱々のつけ汁にくぐらせて食べるひやもりですが、あつもりと呼ばれる、麺を締めた跡に再度温める方法もあります。つけ汁が冷めにくいので寒い季節にはぴったりですが、麺のコシは落ちます。今回はひやもりをオーダしましたよ。
卓上調味料が豪華だった
オーダーを待っている間に気づいたのですが、色々と卓上調味料が用意されていました。こんなにあったかな?たまーに食べていたのですが、気づいていませんでした。
唐辛子が2種類、鰹節粉に黒胡椒、お酢。これは通常のつけ麺をがっつり大盛りでたべていろいろ試してみたくなりますね。また次回だ。
灼熱の極限を実食
麺を茹でるのに時間がかかるのか、一般的ラーメンよりは待ちます。だいたい10分ちょっとで到着!
真っ赤。
知ってます。だってさっきメニューでも同じことを言ったから。しかし、実物も本当に赤い。前回は着丼と同時に鼻がむずむずする刺激を感じたのですが、そこまでではありません。昨今の状況で換気が良かったのかもしれません。
灼熱スパイスが強烈すぎる
上に乗っているのは、辛味と旨味にこだわったオリジナル灼熱スパイス。おそらく魚粉に強烈な唐辛子を混ぜ込んだものかと思われます。
そっと海苔をめくるとその下にも、唐辛子の粉がかたまっています。ちょっと怯みました。
一応麺も紹介しておくと、いつもどおりツルツル光る四角い角を感じる太麺。これがおいしいんですよね。
提供のタイミングでおしぼりを2つ渡されます。これは口を拭いたおしぼりで目や鼻を拭くとその刺激で、どんでもないことになるからです。特に目はだめ、絶対。紙エプロンが必要かも確認されますので、必要な方はどうぞ。
ちなみに4年前にあったような、おどろおどろしい注意書きが提供されることはなくなってました。気になる方は、また参考に読んでください。
序盤:辛さよりも旨味が強く進化した印象の灼熱
真っ赤な灼熱スパイスを混ぜてしまう前に、すこしだけ麺をつけて楽しんでみましょう。そっと横の方へ麺をダイブ。
これだけでもビリビリとした辛味が押し寄せてきます。しかし出汁の旨味がしっかりしているので、ただ辛いだけではありません。コク辛です。
具材を発見とおもって持ち上げたら、唐辛子爆弾みたいになっていたのでそっと戻しました。
具材チェック
角切りチャーシュー
ふといメンマ。これがあるラーメン大好き。あとはネギが見えます。逆につけ汁が赤すぎて他は見えません。
破:鮮烈なスパイスが粘膜を猛烈に襲う
本格的に楽しむためにこの灼熱パウダーを
とかしましょう。ぐるぐるー。
赤い…(3度目)
いやここまでくるとわかっているんですが、あまりの赤さと、唐辛子の粉っぽさが面白くなってきます。
さぁ意を決してひとくち。
おっ?辛くな…かれぇぇぇぇ!!!!
はい、そりゃそうです。でもやっぱり冷静になると旨味が残ります。これは公表されているように旨味に力をいれたブレンドだからでしょうか。猛烈に辛いんですがうまいんです。
それでもレベルは灼熱、見たまんまの激辛、久しぶりの強烈な刺激に体がグゴゴゴゴゴとうねりをあげるように反応し始めます。粘膜系、鼻、目は崩壊、額から汗が容赦なく吹き出します。
あつーい!いたーい!ヒリヒリする!口の周りがおかしい!不思議な感覚がつぎつぎと起こり、辛さのあまり冷たい麺をつけ汁につけて、フーフーして食べてました(笑)。そこまで熱くはないはずですが辛い=熱いと体が認識するんですね、無意識でやっていたので、はっとしました。
食べていく中でニンニクらしきものも発見。もちろん香りはスープに溶け込んでいて、もうわかりませんが、旨味はガツンときます。ちょっと冷静になった瞬間でした。
麺をつまみつけ汁の底まで沈め、しっかりと唐辛子を絡ませて食べるこれぞ灼熱の醍醐味。ドロっとまとわりついたスープが喉に張り付き、粘膜を刺すように刺激します。口の周りにつくと痛いので唇への接触もできれば避けたほうが無難、しっかり口を開けて確実に運び込むことが完食へのコツです。
前回もそうでしたが、このあたりからどんどん余裕がなくなってきます。辛い!うまい!辛い!辛い!とゆっくり口へ運ぶこと数分。
食べたー!!!!
つけ汁がいかに少なくなっているか、おわかりでしょうか。麺にまとわりつくので、これだけ減ります。
急:スープ割りで地獄の辛さにとどめを刺そう
しばし放心したあと。ここまで来たら引くに引けないと、割スープをお願いしました。このスープが塩分の入っていない純粋な旨味を濃縮した出汁スープなんです。めっちゃおいしい。
この激辛つけ汁に入れてしまうのは、罪悪感すら感じますが、ドドドっと注ぎます。
ズズっとすすると、うんまい!でも辛いー!
熱々の割りスープによって魔王が息を吹き返したかのように、辛さが返ってきます。ズタボロの口の中で再び激辛の炎が燃えがるように広がり喉を焼き尽くしました。。。
以前の私なら完飲してこそ、制覇だ!とがんばれましたが、もう体を優先します。数口いただいて終了しました。
リアルなまとめ
4年ぶりの灼熱は、刺すような辛味だけでなく、しっかりと旨味を感じることができりょうに進化していました。ただの激辛チャレンジメニューではなく、ぎりぎりおいしく食べられるところを意識して開発されたメニューだと改めて実感。いかに辛いかはもう説明不要でしょうが、この旨味を体験するだけでもおもしろいつけ麺だと思います。
終了してしまう前に是非、食べてみてください。ごちそうさまでした。